13
2009
Dec

品性のある風呂敷

風呂敷は、物を持ち歩く人が、物を運ぶ為に、包む様にして使われる様に思える。それでは、風呂敷で、包む物とは、一体、どの様なものなのであろうか。

ありふれた所で、見かけるのは、お弁当等であろうか。風呂敷でお弁当を包んでいる様態は、しばしば、見るものである。お弁当の場合の特徴から、考えていくと、包む物は、鞄に入れて持ち歩く時、直接、鞄の中に入れるのではなく、風呂敷で、包んだ上で、間接的に、鞄の中に入れるといった形をとるといえそうだ。

しかし、特別な場合ならば、冠婚葬祭等の時、品性のある感じの風呂敷で、まず、物を包み、そして、物を手渡す時、ほどいてから、手渡すといった具合だろうか。この場合、鞄に入れて、持ち歩いている場合は、間接的に入れるといった役をなしていると、あまりいえない様な気がする。むしろ、風呂敷で包む事によって、包む物にも、品性をもたせる様な感じであろう。

この様に、風呂敷が使われる場面を、思い浮かべると、2通りの場面にわかれそうである。1つは、鞄等に入れる場合に、間接的に物を包んでから、入れるといった役割をなす場面で、もう1つは、包む物にも品性をもたせる様な場面である。ここで、私の個人的な考え方なのだが、鞄に入れる為に、間接的に包み、そして、包まれている物にも、品性をもたせる様な風呂敷の贅沢な使い方があればいいと思うのです。

12
2009
Dec

現代の風呂敷

風呂敷は物を包み、持ち運びや収納が出来、ほぼ正方形で生地は綿と絹からできています。現代の風呂敷は化学繊維でレーヨン、ポリエステルやアセテートが主流です。

風呂敷の起源は不明ですが正倉院にそれらしきものが保管されているようです。古代では衣包み、平包みと呼ばれていました。室町時代に大名が風呂に入る際、平包みに衣類を包んだそうです。江戸時代になり銭湯の普及により庶民が衣類を風呂敷に包み、入浴したのが最初の大衆の利用となっています。

その後、本来の包み物としての風呂敷は1メートル四方もあるため、割と大きなものが包め、庶民に広まりました。明治時代になりますと西洋から鞄類が輸入され現代では殆ど風呂敷を見かけなく、また利用もしていない状況です。

1枚の布ですが様々な形状や大きさの物を包み運ぶことが出来るため、現在では風呂敷の見直しがされ緩やかに普及の兆しはあります。風呂敷の中には強度を上げるため刺し子を施したものがあるようです。

地球温暖化防止やエコの一環としてレジ袋が問題になり、その代用としてマイバッグが市販されていますが、エネルギー保護から考えますと風呂敷を所有している人は風呂敷をお洒落に使うことでマイバッグより快適に利用できると考えます。